Takuya Yamamoto
Research Lab
CiRA / Center for iPS Cell Research and Application, Kyoto University.
京都大学iPS細胞研究所 未来生命科学開拓部門
京都大学iPS細胞研究所 未来生命科学開拓部門
2021.11.30 | 発表論文を更新しました |
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未来生命科学開拓部門に所属する本研究グループは、iPS細胞技術をツールとして活用し、分子細胞レベルでの新たな生命科学の分野を開拓する研究を実施します。特に、iPS細胞誘導過程を含む細胞運命変換過程や個体の老化過程を対象実験系として用い、生命の設計図であるゲノムDNAからどのように情報が取り出され、取り出された情報がどのように細胞の機能や性質へと結びつくのか明らかにすることによって、生命現象の根本原理を見出すことを目指します。本研究グループでは、分子生物学、生化学、細胞生物学、遺伝学、網羅的解析技術、バイオインフォマティクス、等を駆使し、ゲノムDNAから写し取られたRNAの発現制御や機能制御といった多階層に跨がる制御機構を統合的に解析することによって、上記の目標達成にチャレンジします。多階層に跨がる制御機構として、染色体高次構造制御、エピジェネティック制御、転写制御、転写後修飾制御、RNA2次構造制御、翻訳制御を含み、それぞれの制御層間の関連性の解明も研究課題です。
Our group aims to discover the basic principles underlying biological phenomena by elucidating the molecular mechanisms that process cellular information (genomic DNA) into cellular properties and functions. We are studying cell fate conversion processes, including those in iPSC induction and organism aging, as research targets. We study these processes by an integrative analysis of multi-hierarchical DNA and RNA regulatory systems. Our methods include molecular biology, biochemistry, cell biology, genetics, genome-wide analyses and bioinformatics techniques.